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竜馬 ジョコ下した元14位戦へ

男子テニスツアーであるトップシェルフオープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝)は9日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜き本戦入りした世界ランク106位の伊藤竜馬(日本)が同93位のR・ベランキス(リトアニア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、2回戦進出を決めた。2回戦では、今年1月に世界ランク1位N・ジョコビッチ(セルビア)を破った第5シードで元世界ランク14位のI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。

1回戦、伊藤竜馬は第1セットを難なく先取。第2セットから調子を上げてきたベランキスにタイブレークまで持ち込まれるも、ペースを崩さなかった伊藤竜馬が1時間27分で勝利し、初戦突破を果たした。

両者はツアー大会では今回が初の対戦だった。

対戦相手であるベランキスは現在23歳。2007年の全米オープン・ジュニアで優勝し、ジュニア・ランキング1位を記録した選手である。昨年のクレムリンカップ男子では、2回戦でM・ラオニチ(カナダ)をフルセットで撃破していた。

今大会の予選に第4シードとして出場した伊藤竜馬、1回戦で主催者推薦出場のP・ベッセル(オランダ)、2回戦でM・レイド(オーストラリア)、決勝でJ・ヘルニチ(チェコ共和国)にいずれもストレートで勝利し、予選を勝ち抜いている。

2回戦で顔を合わせるカルロビッチは、今年1月のカタール・エクソンモービル・オープン準々決勝で王者ジョコビッチに逆転勝利をおさめる金星をあげている。

元世界ランク14位のカルロビッチは、長身からの強烈なサービスを武器としている。


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(2015年6月10日11時32分)

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