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竜馬 錦織出場の本戦に王手

男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は13日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第8シードの伊藤竜馬(日本)が世界ランク130位のR・ハリソン(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで下し、本戦出場まであと1勝とした。

この試合、第1セットで伊藤竜馬はハリソンにファーストサービスが入った時に84パーセントと高い確率でポイントを取られ、2度のブレークチャンスを与えてしまうがしのぎ、自身は1度のブレークに成功してこのセットを先取する。

続く第2セット、伊藤竜馬は第1セットよりファーストサービスのポイント獲得率を下げたハリソンの隙をついて2度ブレークに成功。ゲームカウント5−2と伊藤竜馬がリードしている時点で雨により試合が一時中断となるも、流れを変えることなく1時間4分で勝利をおさめた。

本戦出場をかけて伊藤竜馬は、予選決勝で予選第3シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と対戦する。

伊藤竜馬は、先日行われたトップシェルフオープン男子に予選を勝ち抜いて本戦出場。本戦では1回戦でビッグサーバーのI・カルロビッチ(クロアチア)にストレートで敗れるも、第1・第2セット共にタイブレークに持ち込む健闘を見せた。

また、全仏オープンにはストレートインで出場し、1回戦でF・フォニュイーニ(イタリア)にストレートで敗れて2回戦進出とはならなかった。

今大会の本戦に日本勢からは、第2シードとして錦織圭(日本)が出場しており、1回戦でD・ティエム(オーストリア)と対戦することが決まっている。

一方、敗れた23歳のハリソンは、現在世界ランク130位だが、2012年7月に自己最高位となる43位を記録している。

今年2月に行われたメンフィス・オープンでは2回戦で錦織と対戦し、敗れるも1セット先取する健闘を見せていた。




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(2015年6月14日12時06分)

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