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杉田 敗戦の悔しさ露わに

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜き2年連続の本戦入りを果たした杉田祐一(日本)は本戦初勝利とはならなかった。世界ランク107位のB・カブチッチ(スロベニア)に6-7 (3-7), 3-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗退。試合後、杉田はカブチッチ戦について、さらに今後の意気込みを語った。

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この試合、9度のダブルフォルトを犯した杉田は、ファーストサービスの調子が上がらず、6度のブレークを許してしまう。しかし、杉田も4度のブレークに成功して2度タイブレークに持ち込んだが、ストレートで敗れることとなった。

昨年のウィンブルドン予選で3試合を勝ち抜き、グランドスラム初の本戦入りを決めた杉田。今年も予選突破し、2年連続で本戦入りを決めるも、本戦1回戦の壁は今年も破れなかった。

「非常に悔しかったです。毎年毎年、良い成績を選手である以上狙っているので、今年こそという想いで挑んだのですが。サービスがあまり調子良くなかったんですけど、何かが悪くても他でカバー出来るような、変幻自在なプレーをもう少し出来ないなといけないなと思っています。」と、敗戦の悔しさを露わにした杉田。

さらに「全米前にツアー大会がアメリカで多くあるので、まずはそこで良い成績を出して良い形で全米に挑みたいです。」と、今季最後のグランドスラムである全米オープンを視野に、今後の意気込みを語った。

また、今大会には杉田含め第5シードに錦織圭(日本)添田豪(日本)、予選を勝ち上がった守屋宏紀(日本)が本戦に出場していたが、杉田、添田、守屋は1回戦敗退。日本勢男子は錦織のみ勝ち残っている。

(コメントはWOWOWから抜粋)

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(2015年7月1日15時43分)

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