テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は10日から車いすテニスのダブルスが行われ、日本からは
国枝慎吾(日本)、
上地結衣(日本)がそれぞれ第1シードとして出場する。
『選手使用のオフィシャルタオル』ウィンブルドンの車いすテニスでは、シングルスは行われないため、ダブルスのみとなる。
【国枝慎吾】
国枝は、過去のウィンブルドンで2006・2013・2014年と3度の優勝を飾っており、今大会で3連覇と大会4度目のタイトル獲得を狙う。
今年は全豪オープン単複、全仏オープン単複と出場したグランドスラムで負けなし。残るウィンブルドン、全米オープンで優勝すると年間グランドスラム達成となる。
ラケットには「オレは最強だ!」と書かれており、
R・フェデラー(スイス)が絶賛するほどの圧倒的な強さを誇る。
今大会もS・ウデ(フランス)とペアで組んで出場。国枝/ ウデ組は、2013・2014年のウィンブルドン、2014年の全豪オープンで優勝している。今大会準決勝では、G・フェルナンデス/ N・パイファー(フランス)組と対戦する。
【上地結衣】
上地は、昨年の全豪オープン、ウィンブルドンでダブルス優勝、全仏オープン、全米オープンでは単複優勝と出場したグランドスラムの中で全豪オープンのシングルス以外全てでタイトルを獲得。
今年は全豪オープンのダブルスで2連覇を達成するも、全仏オープンでは単複共に2連覇の夢を阻まれた。
全仏オープンの悔しさをバネに、今大会では2連覇を狙う。
J・ホワイリー(イギリス)とペアで第1シードとして出場し、準決勝ではL・ハント(イギリス)/ K・クルーガー(ドイツ)組と対戦する。
【ウィンブルドン 対戦表】
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