男子テニスツアーで8月3日から行われるシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)に出場予定の世界ランク5位の
錦織圭(日本)の他に
A・マレー(英国)、
M・チリッチ(クロアチア)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
F・ロペス(スペイン)、
R・ガスケ(フランス)、
J・ティプサレビッチ(セルビア)、さらに来年の全豪オープンを最後に引退を表明している
L・ヒューイット(オーストラリア)らが出場することとなった。
過去同大会で錦織は、昨年の準々決勝でガスケに敗れるも大会初のベスト8進出を果たしており、この時錦織は足の親指の炎症に悩まされていた。その後は嚢胞を取り除く手術を受け、8月に行われるマスターズ2大会を欠場していた。
先日のウィンブルドンで、左ふくらはぎの負傷により
S・ヒラルド(コロンビア)との2回戦を前に棄権した錦織だが、帰国後に行われた会見で「問題はない」と話していた。
昨年のシティ・オープンは足の炎症により、思い通りのプレーが出来なかった錦織。この後は昨年グランドスラム初の準優勝を果たした全米オープンへ向け、まずは3日から行われるシティ・オープン、その後マスターズ2大会に挑む。
また、同大会には先日のウィンブルドンで
R・フェデラー(スイス)に敗れるも4強入りを果たしたマレーが、2006年以来9年ぶりに出場することとなった。
来年の全豪オープンを最後に引退を表明している元王者ヒューイットは、2004年の決勝で
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を下して優勝しており、昨年は3回戦で
M・ラオニチ(カナダ)に敗れて8強入りを逃していた。
さらに、昨年同大会で優勝しているラオニチは、現段階では出場しない予定となっている。
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