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伊達「ガッカリ」も手応え

女子テニスツアーの下部大会ITFストックトン大会(アメリカ/カリフォルニア州ストックトン、ハード)は18日、シングルス準決勝が行われ、クルム伊達公子(日本)は決勝進出とはならなかった。第1シードのAS・メスタッチ(ベルギー)に2-6, 7-5, 2-6のフルセットで敗退。クルム伊達は自身のブログで、試合中に左股関節付け根の痛みがあったことと、全米オープンへの手応えを綴った。

クルム伊達は試合序盤で「左股関節付け根に強い痛みが走り、そこから踏ん張れなくなりました。あまりにも序盤の出来事で、ショックと怖さで全く動けず。」と万全の状態ではなかった。

第2セットでは「どこかの段階でリタイアか…と思い、少し様子を見ながらのプレー。リタイアを常に頭に入れながらやっていました。」と棄権も選択肢にあったことを告白。

それでも試合を続けたクルム伊達だったが「流れを掴めそうで掴めなかった。」と悔しさを滲ませた。

「最後は地面を蹴る力がないだけにパワーが伝わらない。いい状態でやっと戦えると思ってた矢先…ガッカリ…」

44歳のクルム伊達は、8月31日からの全米オープンを目標としており「でも1週間で考えれば、4試合闘えていいアメリカでのスタートと言えるでしょう。」と手応えを感じていた。

今大会にはクルム伊達の他にも第5シードの日比野菜緒(日本)が決勝進出を決めている。第2シードの穂積絵莉(日本)は初戦敗退、日比万葉(日本)は2回戦敗退となった。




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(2015年7月19日18時46分)

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