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あっけない幕切れ 敗者ため息

女子テニスツアーのTEB BNPパリバ・イスタンブール・カップ(トルコ/イスタンブール、 ハード)は24日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク99位のU・ラドワンスカ(ポーランド)が同42位のT・ピロンコバ(ブルガリア)に6-2, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットの末に勝利し、今季ツアー大会初のベスト4進出を果たした。

この試合の第1セット、ラドワンスカはファーストサービスを76パーセントの確率で入れ、ピロンコバに1度のブレークを許すも、それを上回る3度のブレークに成功してこのセットを先取。

しかし、続く第2セットでは調子を上げてきたピロンコバに攻められ、2度のブレークを許して1セットオールとなる。

勝敗を決める第3セット、両者は1歩も譲らずブレーク合戦となり、どちらも5度のブレークからタイブレークに突入する。6-5でラドワンスカのマッチポイントとなり、激しいラリー繰り広げられる中で、最後はラドワンスカのバックハンドがネットインとなり、2時間16分の接戦に幕が下りた。

ピロンコバはラドワンスカのボールが自身のコートに落ちた時、その場に立ち尽くし落胆を隠すことが出来なかった。また、ラドワンスカも自身が放った最後のポイントに対して首を横に振り、苦笑いを浮かべるしかなかった。

24歳のラドワンスカは、同7位のA・ラドワンスカ(ポーランド)を姉に持つ。2012年に記録した29位が自己最高位となっている。

今季は、ツアー大会ベスト8が最高成績となっていたため、今回は今年初の4強入りとなった。また、先日のウィンブルドンでは2回戦でS・ストーサー(オーストラリア)に敗れた。

勝利したラドワンスカは、準決勝でM・リバリコワ(スロバキア)と対戦する。



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(2015年7月25日13時51分)

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