男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は25日、シングルス2回戦が行われ、第15シードの
T・ガバシュビリ(ロシア)が19歳の
T・コキナキス(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-7 (5-7), 7-6 (7-3)のフルセットで下し、約3時間に及ぶ大激闘を制して3回戦進出を決めた。
この試合、両者23本のサービスエースを決めるが、ガバシュビリが15本ものダブルフォルトを犯してしまった。
終始安定したサービスゲームを展開した両者は、1度もブレークを許さず3セットともタイブレークへともつれる。しかし、コキナキスに8度ものブレークチャンスを与えるも、全てしのいだガバシュビリが、約3時間に及ぶフルセット戦を制した。
3回戦では
M・ジャジーリ(チュニジア)と対戦する。
世界ランク53位のガバシュビリは、今年の全仏オープンでベスト16へ進出しており、その時は4回戦で
錦織圭(日本)にストレートで敗れた。
また、先日のシティ・オープンでは、2回戦で
A・マレー(英国)をフルセットの末に破る金星をあげていた。
一方、19歳のコキナキスは先日のロジャーズ・カップで、ワウリンカのガールフレンドと言われている
D・ヴェキッチ(クロアチア)とコキナキスが関係を持ったと、同胞の
N・キリオス(オーストラリア)が発した言葉がコートサイドに設置されたマイクで拾われ騒動となった。
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