テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、女子ダブルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)/
M・ミネッラ(ルクセンブルグ)組は第8シードの
G・ムグルサ(スペイン)/
C・スアレス・ナバロ(スペイン)組に1-6, 5-7のストレートで敗れて初戦敗退となった。
この試合、第1セットを先取されたクルム伊達/ ミネッラ組は、続く第2セットで積極的に攻め込み、ゲームカウント4−1でリードする。しかし、ムグルサ/ スアレス・ナバロ組の追い上げに対応出来ずに挽回を許し、最後はスアレス・ナバロのパッシングショットが決まって敗れることとなった。
クルム伊達は、昨年の全米オープンに
B・ストリツォワ(チェコ共和国)とペアで出場し、シード勢を次々と下しダブルスで四大大会初のベスト4進出を果たした。
今季は、全豪オープンでは
C・デラクア(オーストラリア)、全仏オープン・ウィンブルドンでは
F・スキアボーネ(イタリア)とペアで出場し、3大会全てで初戦突破を果たしている。
また、今大会のシングルス予選に出場していたが1回戦で敗れて本戦出場を逃している。
一方、勝利したムグルサ/ スアレス・ナバロ組は2回戦で、O・カラシニコバ(グルジア)/
K・マローシ(ハンガリー)組と
I・C・ベグ(ルーマニア)/
I・オラル(ルーマニア)組の勝者と対戦する。
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