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西岡良仁 2回戦で力尽きる

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、19歳の西岡良仁(日本)は第30シードのT・ベルッチ(ブラジル)に0-6, 3-6, 4-6の完敗を喫し、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。

>>全米オープン対戦表<<

この試合、ベルッチの強打におされた西岡は持ち味のガッツあるプレーを封じられ、2セットダウンに追い込まれる。

今大会は予選から全試合フルセットの戦いを強いられたことや30度を超える気温から、この日は本来の力を発揮することが出来ず、悔しさから被っていたキャップを投げてしまうシーンもあった。

第3セットは序盤でブレークするも、ブレークバックされてから反撃の糸口を見いだせなかった西岡は2回戦で力尽きた。

今大会は予選3試合を勝ち抜き、2年連続の本戦入り。予選3回戦ではK・エドモンド(英国)に3本のマッチポイントをしのいで逆転勝利。本戦1回戦では元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)にフルセットで勝利し、グランドスラム初の勝利をあげた。

ツアーでは今年2月に行われたデルレイビーチ・オープンのベスト8進出が自己最高成績。

一方、勝利した27歳のベルッチはクレーコートを得意としており、今年の全仏オープン2回戦では錦織圭(日本)にストレートで敗れるも善戦していた。これまでクレーコートの大会でツアー4勝を誇り、世界ランキングでは2010年に21位まで上り詰めた実力者。グランドスラムでは2010年の全仏オープン4回戦進出が最高成績。

全米オープンで初の3回戦進出を果たしたベルッチは、第3シードのA・マレー(英国)A・マンナリノ(フランス)の勝者と4回戦進出をかけて対戦する。

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(2015年9月4日1時53分)

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