ITFジュニアサーキット グレードAの大会である大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は17日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で男子シングルス準決勝が行われ、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)(ノルウェー)が第2シードのY ・チャン(韓国)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、決勝進出を決めた。
スーパージュニアテニス選手権大会の男子シングルス歴代優勝者には、
M・チリッチ(クロアチア)や
N・キリオス(オーストラリア)らが優勝を飾っており、この大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。日本のエース
錦織圭(日本)も2005年にベスト4入りを果たしている。
この試合の第1セット、ルードはチャンの強烈なサービスや鋭いストロークに圧倒されてこのセットを落とすも、第2セットでは大事な場面でポイントを獲得し勝敗をファイナルセットへ持ち越す。
その後、勢いに乗ったルードはファイナルセットをゲームカウント4−1まで追い込むと、ファーストサービスからのダウンザラインなどでチャンを圧倒。最後はラブゲームで勝利を決めた。
勝利が決まった瞬間、ルードは両手を高く上げて喜びを表現。観客は2時間超えの逆転劇を見せたルードに大きな拍手を送っていた。
現在16歳のルードは、準々決勝で第7シードの
綿貫陽介(日本)をストレートで下しての勝ち上がり。決勝では、第1シードのS・ホン(韓国)と第4シードの
M・バルクス(ハンガリー)(ハンガリー)の勝者と対戦する。
一方、敗れた17歳のチャンは準々決勝で第8シードのJ・クラーク(イギリス)を下しての勝ち上がりだった。ITFジュニアランキングは7位で、今大会の出場者の中では第1シードのホンに続くランクとなっている。
惜しくも敗れたY ・チャン
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