男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード)は19日、シングルス1回戦が行われ、18歳の若手注目株で世界ランク83位の
A・ズベレフ(ドイツ)が19歳で主催者推薦による出場の
E・ウマー(スウェーデン)を7-6 (11-9), 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで下し、2回戦へ駒を進めた。
この試合、序盤は両者譲らず第1セット・第2セット共にタイブレークまでもつれるが、これを分け合いセットカウント1−1とする。ファイナルセットではズブレフがファースト、セカンドサービス共に72パーセントと、高いポイント獲得率でウマ―にブレークのチャンスを与えず、2時間32分に渡る接戦を制した。
2回戦では第1シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
現在18歳のズベレフはジュニア時代から、22歳の
D・ティエム(オーストリア)、20歳の
N・キリオス(オーストラリア)、20歳の
西岡良仁(日本)、19歳の
B・チョリッチ(クロアチア)、19歳の
A・ルブレフ(ロシア)らと共に力をつけてきた。
昨年7月に行われたベット・アット・ホーム・オープンで
M・ユーズニー(ロシア)、
S・ヒラルド(コロンビア)らを下す快進撃を見せ、ツアー初のベスト4進出。この活躍により注目を集めた選手である。
昨年5月までは世界ランク774位だったが、今年の6月末に発表された世界ランキングでは自己最高位となる74位を記録。しかし、現在は83位へ落としている。
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