女子テニスツアーのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、ハード)は21日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
F・ペネッタ(イタリア)が世界ランク36位の
D・ガブリロワ(ロシア)に6-2、6-4のストレートで勝利してベスト8入りを果たした。しかし、その後ペネッタは右足の負傷により準々決勝棄権を申し入れた。
試合を通して、ペネッタはガブリロワに2度のブレークを許すも、自身はそれを上回る5度のブレークに成功して1時間20分で勝利した。
準々決勝へ駒を進めたペネッタであったが、その後右足の痛みにより準々決勝を棄権。よって、対戦する予定だった
L・ツレンコ(ウクライナ)が思わぬ形でベスト4進出となった。
世界ランク8位のペネッタは、今年の全米オープン決勝で
R・ビンチ(イタリア)とのイタリア勢対決を制してグランドスラム初のタイトルを獲得。その後、表彰式で突然の引退宣言をした。
また、ペネッタは上位8選手が出場できツアーの最後を飾るBNPパリバ・WTAファイナルズの出場が確定。
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