男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は4日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)、第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第5シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードの
錦織圭(日本)、第7シードの
R・ナダル(スペイン)らシード勢が順当に3回戦へ駒を進めた。
>>パリ・マスターズ対戦表<<錦織はノーシードの
J・シャーディ(フランス)に7-6 (7-4), 6-7 (6-8), 6-1と苦戦するも、最後は圧倒してフルセットで勝利を決めた。
錦織と同じボトムハーフに位置している第10シードの
R・ガスケ(フランス)は、この日
L・マイェール(アルゼンチン)にストレートで勝利した。この結果、錦織は3回戦でガスケと対戦することが決まった。
錦織はガスケと過去に5度対戦しているが、まだ1度も勝利していない。ガスケから1セット奪ったのは1度だけで、それ以外はストレートで敗れており、今回は6度目の挑戦で初白星を狙う。
もし錦織がガスケに勝利した場合、準々決勝で第2シードのマレーとの可能性がある。マレーはこの日、
B・チョリッチ(クロアチア)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
2011年覇者のフェデラーは、
A・セッピ(イタリア)を6-1, 6-1のストレートで下し、わずか47分で3回戦進出を決めた。
さらに大会初で今季初のマスターズでのタイトル獲得を狙うナダルは、予選勝ち上がりの
L・ロソル(チェコ共和国)を下して順当に3回戦へ駒を進めた。
ナダルとロソルは先週のスイス・インドアでも対戦しており、その時はナダルが苦戦するも勝利していたが、今回は1時間1分のストレートで勝利を決めた。
一方、シード勢が順当に勝ち上がる中、第12シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第15シードの
F・ロペス(スペイン)の2選手だけが初戦で姿を消した。
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