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マレー 2時間半超え接戦制す

男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・マレー(英国)が第10シードのR・ガスケ(フランス)を7-6 (9-7), 3-6, 6-3と2時間38分の接戦を制し、大会初の準決勝進出を決めた。

>>パリ・マスターズ対戦表<<

両者は今回が10度目の対戦で、マレーはガスケとの対戦成績を7勝3敗とした。

この試合、第1セットのタイブレークをものにしたマレーは、第2セットでガスケにファーストサービスが入った時に87パーセントと高い確率でポイントを取られ、1度ブレークを許してこのセットを奪い返される。

勝敗のかかる第3セット、ガスケに1度ブレークを許したマレーだが、それを上回る2度のブレークに成功してフルセットで勝利をおさめた。

準決勝では第8シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。

過去BNPパリバ・マスターズでマレーは未だ優勝しておらず、ベスト8進出が最高成績だったが、今回ガスケとの接戦を制して初の4強入りを決めた。

一方、敗れたガスケは、今大会の2回戦でL・マイェール(アルゼンチン)を下し、3回戦では第6シードの錦織圭(日本)と対戦。第1セットを先取し、第2セットのゲームカウント4−1とリードした時点で錦織が途中棄権を申し入れ、マレーとの準々決勝進出を決めていた。




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(2015年11月7日8時21分)

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