男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は15日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビン1試合目が行われ、史上初の4連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 1-6のストレートで敗れた第8シードの
錦織圭(日本)は初戦黒星でスタートとなった。
>>ツアーファイナル組合せ表<<今回は2年連続の出場を決め、世界ランク1位のジョコビッチ、同3位の
R・フェデラー(スイス)、同6位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)のグループ・スタン スミスに組み分けられた錦織。
初戦からジョコビッチと対戦というタフな試合となったが、錦織はジョコビッチからわずか2ゲームしか取れず、完敗を喫した。
【錦織圭 敗因はサービス】
一方、1勝目をあげたジョコビッチはツアーファイナル3連覇中で、今回は4連覇と大会5度目の優勝に向け好スタートを切った。
今季はツアー10勝を飾っており、グランドスラムでは全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会で優勝。また、8月のシンシナティ・マスターズ決勝で敗れてから負けなしで、錦織に勝利したことで連勝記録を23へ伸ばした。
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