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連勝ストップもジョコ前向き

男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は17日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンが行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第3シードのR・フェデラー(スイス)に5-7, 2-6のストレートで敗れ、1勝1敗とした。

>>ツアーファイナル組合せ表<<

今シーズンを世界ランク1位で終えることを既に決めているジョコビッチは、ツアーファイナルで2011年から負け知らずだった。シーズン獲得ポイント上位8選手で争うツアーファイナルでは、ここまで3連覇を果たしていた。

しかしこの日は、これまでもインドア・ハードコートを得意としているフェデラーがその強さを発揮した。

「自分のベストではないと感じる日は、これまでもあった。勝てると思えないような日もね。今日のロジャー(フェデラー)は色々なボールを混ぜてきて、同じショットを打ってこなかった。スライスやスピンを上手く混ぜてきたんだ。サービスも効果的に使ってきた。同時に自分はミスを沢山してしまって、彼に勝利を与えてしまった。」とジョコビッチは試合を分析していた。

今季のグランドスラム3大会で優勝を飾り、唯一優勝出来なかった全仏オープンでも準優勝だったジョコビッチは、今シーズンのベスト・プレーヤーだった。全米オープン決勝でフェデラーを下したことにより、グランドスラムでは10度目の優勝を飾っていた。しかし、この日は17度のグランドスラム優勝を誇るフェデラーに苦戦を強いられてしまった。

ジョコビッチは「こんな日だってある。こんな日だって起きる。受け入れなければならないし、明日はしっかり練習して次の試合へ向けて改善させなければならない。」と前向きなコメントをしていた。

ジョコビッチは初戦で第8シードの錦織圭(日本)を退けており、19日に第6シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)と準決勝進出をかけて対戦する。

(STATS - AP)








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(2015年11月18日14時14分)

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