男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ(日本/愛知県、カーペット)は26日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
杉田祐一は予選勝ち上がりの
B・ミッチェル(オーストラリア)と対戦し、3-6, 6-1, 3-1の時点でミッチェルが棄権を申し入れ、思わぬ形でベスト8進出を決めた。
この試合の第1セット、杉田は10度のブレークチャンスを掴みながらも1度しか活かすことが出来ず、ミッチェルには2度のブレークを許してこのセットを落とす。
続く第2セットで、調子を上げてきた杉田はファーストサービスが入った20本中16本をポイントにつなげてブレークを許さず2度のブレークに成功してセットカウント1−1とする。
その後、ファイナルセットでは第4ゲームで杉田がサービスキープに成功。その直後、ミッチェルが棄権を申し入れて試合終了となり、杉田の8強入りとなった。
準々決勝では、第2シードの
伊藤竜馬と対戦する。
世界ランク129位の杉田は、今大会1回戦で
B・クライン(イギリス)を下しての勝ち上がり。今季は下部大会である8月のバンコク・チャレンジャーで優勝を飾り、11月上旬のホアヒン・チャレンジャーで今季2度目のタイトルを獲得している。
前週の慶應チャレンジャーではベスト8進出を果たすも、準々決勝で
M・エブデン(オーストラリア)にフルセットで敗れてベスト4進出とはならなかった。
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