- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE（コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ）」（通称IPTL）の日本ラウンド（日本/神戸、ハード）は３日、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズの男子シングルスが行われ、Ｎ・キリオス（オーストラリア）がＭ・ラオニチを６−４で下した。この結果、シンガポール・スラマーズがゲームカウント２６−２４で勝利した。

＞＞IPTL特集ページ＜＜

この試合、キリオスはラオニチに先にブレークを許す。その後は第５ゲームから４ゲーム連取に成功したキリオスが勢いに乗ってラオニチを破り、チームに勝利をもたらした。

２０歳のキリオスは今年何度か問題を起こしてテニス界を騒がせた。８月のモントリオール・マスターズではＳ・ワウリンカ（スイス）に侮辱的な発言をしたため、ATP大会への出場禁止と罰金が科せらた。

一方、世界ランク１４位のラオニチは今年５月に右足の手術を受けたが、術後の経過が思わしくないという理由で全仏オープンを欠場。その後は思い通りの成績を残せていなかったが、９月のツアー大会で今季初のタイトルを獲得した。

IPTLでは１試合６ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント５−５になった際はシュートアウト（７点先取のタイブレーク方式）を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの１セットマッチを行い、５試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。

勝利したチームは４ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が２０ゲーム以上なら２ポイント、１０ゲーム以上なら１ポイント、１０ゲーム未満なら０ポイント獲得となり、４節を終え獲得ポイントが高い上位２チームが決勝で優勝を争う。

IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、１２月２０日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。

試合の対戦予定は以下の通り。

【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ】

レジェンドシングルス
Ｍ・フィリプーシス（オーストラリア） 6-4 Ｃ・モヤ（スペイン）

女子シングルス
Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ） 4-6 Ｋa・プリスコバ（チェコ共和国）

男子ダブルス
Ｒ・ガスケ（フランス）/ Ｅ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）組 6-4 Ｍ・メロ（ブラジル）/ Ｄ・ブラウン（ドイツ）組

ミックスダブルス
Ｅ・ロジェ=ヴァセラン/ Ｊ・ガイドソバ（オーストラリア）組 4-6 Ｍ・メロ/ Ｂ・ベンチッチ（スイス）組

男子シングルス
Ｍ・ラオニチ 4-6 Ｎ・キリオス

---

■関連ニュース■　

・錦織出場のIPTL特殊ルール
・イバニセビッチ「錦織GS優勝」
・キリオスら錦織より下の世代が脅威