テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は4日、ジャパン・ウォリアーズとフィリピン・マーベリックスのレジェンドシングルスが行われ、
M・サフィン(ロシア)は
M・フィリプーシス(オーストラリア)に5−6 (1−7)で敗れた。この結果、ジャパン・ウォリアーズはゲームカウント18−24となった。
>>IPTL対戦カード<<この試合、どちらも譲らずサービスキープが続き、第9ゲームでサフィンが2つのブレークチャンスを掴むもフィリプーシスの強烈なサービスに圧倒されてブレーク出来ず、シュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)へ突入。最後はフィリプーシスにサービスエースを決められた。
現在35歳のサフィンは、2000年の全米オープンと2005年の全豪オープンで優勝を飾った元王者。2日のインディアン・エーシーズ戦では
F・サントロ(フランス)、3日のUAEロイヤルズ戦では
G・イバニセビッチ(クロアチア)と対戦し、いずれも敗れていた。
また、現在39歳のフィリプーシスは、スカッド・サーブと呼ばれる高速サーブを武器にシングルス11勝、世界ランキングでは8位まで上り詰めた。1998年の全米オープンと2003年のウインブルドンでは準優勝を飾っている。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5−5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
試合の対戦結果・予定は以下の通り。
【ジャパン・ウォリアーズ vs フィリピン・マーベリックス】
1.ミックスダブルス
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)/
L・パエス(インド)組 3-6
S・ウィリアムズ(アメリカ)/
TH・フェイ(フィリピン)組
2.男子ダブルス
L・パエス/
PH・エルベール(フランス)(フランス)組 5-6 (4-7)
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組
3.男子シングルス
錦織圭 5-6 (3-7) M・ラオニチ
4.レジェンドシングルス
M・サフィン 5-6 (1-7) M・フィリプーシス
5.女子シングルス
奈良くるみ vs S・ウィリアムズ
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