女子テニスで、来年の全豪オープン本戦への主催者推薦枠(ワイルドカード)を獲得するためのプレーオフに出場していた
Ar・ロディオノワ(ロシア)は、20日に行われた決勝戦でM・イングリスに4-6, 2-6のストレートで敗れた。
ロディオノワは前日の19日には、午前中に準決勝を戦い勝利を飾ると、その日の夕方には自身の挙式に臨んでいた。
その準決勝は当初、午後に予定されていたが、大会主催者と対戦相手の
S・サンダース(オーストラリア)の計らいで午前中へとスケジュールが変更になっていた。そして夕方から行われた挙式でロディオノワは、それまで交際を続けていたオーストラリア・フットボール選手であるT・ヴィッカリーとめでたく結ばれた。
また、同時に行われた男子の決勝戦でも、家族に関わるドラマが起きていた。決勝戦に進出していた
J・ダックワース(オーストラリア)は、対戦相手の棄権から主催者推薦枠を獲得することとなった。対戦相手の
B・ミッチェル(オーストラリア)は、妻の出産と重なり決勝戦を戦わずしてブリスベンへと急遽帰ったため、決勝戦の棄権を申し入れていた。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・西岡 全豪OPの本戦WC獲得・挙式で試合開始時間を変更・婚約クヴィトバ「幸せ!」