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IPTL ワウリンカチームVの瞬間

テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のシンガポールラウンド(シンガポール/ハード)は20日、決勝戦が行われ、S・ワウリンカ(スイス)が所属するシンガポール・スラマーズが昨年覇者のインディアン・エーシーズに26−21で勝利し、大会初優勝を飾った。

>>IPTLとは・・・?<<

IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、各国で参戦選手が変わりながらチームで優勝をかけて争ってきた。

決勝、シンガポール・スラマーズとインディアン・エーシーズの対戦は接戦となった。第1試合から第4試合まで両チームとも譲らなかった。

第4試合に登場したワウリンカがB・トミック(オーストラリア)を6−3で下した時点で、シンガポール・スラマーズとインディアン・エーシーズのゲームカウントは20−18とシンガポール・スラマーズがリード。勝敗は第5試合の男子ダブルスに委ねられた。

シンガポール・スラマーズからダブルスランク1位のM・メロ(ブラジル)とワウリンカ、インディアン・エーシーズからはR・ボパンナ(インド)I・ドディグ(クロアチア)が登場した。

勝利をかけて白熱した試合が展開される中、メロ/ ワウリンカ組は1度のブレークに成功し、ボパンナ/ ドディグ組に与えた3度のブレークチャンスを全てしのいだ。最後はメロが華麗なバックボレーを決めて優勝を手にした。

大会初の優勝を決めた瞬間、ベンチで見守っていたシンガポール・スラマーズのチームメンバーは飛び跳ねて喜びを共有していた。

試合の対戦結果は以下の通り。

【シンガポール・スラマーズ vs インディアン・エーシーズ 26−21】

1.レジェンドシングルス
C・モヤ(スペイン) 6-4 F・サント

2.女子シングルス
B・ベンチッチ(スイス) 6-5 (7-3) S・クズネツォワ(ロシア)

3.ミックスダブルス
D・ブラウン(ドイツ)/ Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組 2-6 R・ボパンナ/ S・ミルザ(インド)

4.男子シングルス
S・ワウリンカ 6-3 B・トミック

5.男子ダブルス
M・メロ/ S・ワウリンカ組 6-3 R・ボパンナ/ I・ドディグ組

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IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5−5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。

ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。






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(2015年12月21日11時54分)

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