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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は１９日、男子シングルス１回戦が行われ、BIG4の一角である第５シードのＲ・ナダル（スペイン）はＦ・ベルダスコ（スペイン）との同胞対決に6-7 (6-8), 6-4, 6-3, 6-7 (4-7), 2-6のフルセットで敗れ、四大大会では２０１３年のウィンブルドン以来、同大会では初の初戦敗退を喫した。

＞＞全豪オープン対戦表＜＜

第１セットからタイブレークに突入する接戦となったこの試合、ナダルはこのセットを６−８で落とすも、続く第２セットから徐々に調子を上げていき、第３セットでベルダスコに１度もブレークチャンスを与えない試合を展開。

第４セットでは、第１ゲームからベルダスコにブレークを許すも追いつき、この試合２度目のタイブレークに突入。しかし、先にベルダスコにリードを許して勝敗はファイナルセットへもつれ込む。

その後、ファイナルセットの第１ゲームからブレークに成功したナダルだったが、ベルダスコの強烈なストロークに屈し、初戦敗退となった。

両者は今回が１７度目の顔合わせで、対戦成績はナダルから１４勝３敗となった。

ナダルは今季、開幕戦のカタールオープン決勝でＮ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れるも準優勝を飾っていた。

グランドスラムでは１４度の優勝を誇り、過去の全豪オープンでは２００９年に決勝でＲ・フェデラー（スイス）をフルセットで下して初のタイトルを獲得した。昨年は準々決勝でＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）に敗れてベスト８に終わった。

シード勢が順当に勝ち進んだ場合、ナダルは準々決勝で第４シードのＳ・ワウリンカ（スイス）と対戦する可能性があった。

一方、勝利したベルダスコは２回戦でＤ・セラ（イスラエル）と対戦する。セラは同日の１回戦でＢ・ベッカー（ドイツ）を下しての勝ち上がり。

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