テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は21日、女子シングルス2回戦が行われ、第14シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)が
D・コビニッチ(モンテネグロ)を6-1, のストレートで下した。この結果、同日の2回戦でシードダウンを演出した18歳の
大坂なおみ(日本)は3回戦で元世界ランク1位のアザレンカと対戦することが決まった。
>>全豪オープン対戦表<<両者は今回が初の対戦。世界ランク16位のアザレンカは、キャリア通算18勝を誇り、2012年1月には世界ランク1位まで上り詰めた実力者。今シーズンの開幕戦であるブリスベン国際では、決勝で
A・ケルバー(ドイツ)を下して今季初のタイトルを獲得。全豪オープンでは2012・2013年で2連覇を果たしている。
大坂は、同日の2回戦で第18シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-4, 6-4のストレートで破る金星をあげ、四大大会初の3回戦進出を果たした。
大坂はハイチ出身の父親と日本人の母親とのハーフで、180センチの身長を活かした最速200キロを超えるサービスが武器。今大会では195キロの高速サービスを叩きだしており、出場している女子選手の中では3番目に速い数値となっている。
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