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ヒューイット 現役にピリオド

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は24日、男子ダブルス3回戦が行われ、L・ヒューイット(オーストラリア)/ S・グロス(オーストラリア)組は第9シードのV・ポスピシル(カナダ)/ J・ソック(アメリカ)組に4-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出を逃すと同時に、ヒューイットの現役生活にピリオドが打たれた。

>>全豪オープン対戦表<<

この試合、ヒューイット/ グロス組はポスピシル/ ソック組のファーストサービスが入った時に15パーセントしかポイントを獲得することが出来ず、1度もブレークチャンスを掴めないまま、1時間17分で3回戦敗退となった。

21日、20年連続で出場したシングルスでは、1回戦でJ・ダックワース(オーストラリア)を下した。しかし、第5シードのD・フェレール(スペイン)に敗れて2回戦敗退となり、ヒューイットのシングルスのキャリアに幕が下りていた。

1998年にプロに転向し、キャリア通算30勝をあげた現在34歳のヒューイット。2001年の全米オープン決勝でP・サンプラス(アメリカ)をストレートで下してグランドスラム初優勝を飾り、その後は史上最年少の20歳8カ月で世界ランキング1位を記録。

2002年のウィンブルドンでは四大大会2度目のタイトルを獲得した。全豪オープンでの最高成績は2005年の準優勝で、その時はM・サフィン(ロシア)に逆転で敗れた。

今後は、デビスカップのオーストラリア代表監督として出場選手のサポート役にまわる。

一方、勝利したポスピシル/ ソック組は、準々決勝で第16シードのP・クエバス(ウルグアイ)/ M・グラノジェルス(スペイン)組と対戦する。3回戦でクエバス/ グラノジェルス組は第2シードで昨年の全仏覇者であるI・ドディグ(クロアチア)/ M・メロ(ブラジル)組を破っての勝ち上がり。

>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<






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(2016年1月24日14時25分)

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