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ジョコ 観客から指摘される

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)は24日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第14シードのG・シモン(フランス)との死闘を6-3, 6-7 (1-7), 6-4, 4-6, 6-3のフルセットで制し、辛くもベスト8進出を決めた。

>>全豪オープン対戦表<<

昨年から絶好調のジョコビッチだが、この日は試合を通して犯した凡ミスの数は100本を記録し、王者らしからぬプレーだった。そんな中でも何とか勝機を見い出し、グランドスラムでは27大会連続の準々決勝進出を進めた。

これは元世界ランク1位のJ・コナーズ(アメリカ)に並び、2位タイの記録となった。グランドスラム連続ベスト8進出の最多記録はR・フェデラー(スイス)の36大会連続。

「最も高い評価を置いている大会はいくつかある。そしてグランドスラムでは、常に最高のパフォーマンスを出せるように努めている。もちろん、それにはとても誇りに持っているし、今後もこうして勝ち続けたい。」と語るジョコビッチは、この日の試合で時折イライラを募らせていた中での勝利だった。

試合後、ジョコビッチのオンコート・インタビューで観戦していた1人の男性は、ジョコビッチが必要以上に多用したドロップショットに対して、そこまで使うべきではないと叫んでいた。戦略的に有効なものもあったが、その何本かのドロップショットはシモンに対して軽率とも受け取れるものだった。

ジョコビッチは「分かった、ありがとう。言いたくはないが、あなたは全くもって正しいよ。」と笑いながら答えていた。

「今日は本当に凡ミスを沢山してしまった。でも、彼(シモン)は必死に向かってきて、とても良いプレーをしていた。肉体的にとても辛い試合だった。こうして勝利を手にすることが出来て、とても嬉しい。」とジョコビッチは試合を振り返りつつ、シモンのプレーを称賛していた。

4時間32分の接戦を制した世界ランク1位のジョコビッチは、準々決勝で第7シードの錦織圭(日本)と対戦する。

(STATS - AP)






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(2016年1月24日21時25分)

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