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不調チョリッチ 初戦敗退

男子テニスツアーの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、ハード)は2日、シングルス1回戦が行われ、第7シードで世界ランク38位のB・チョリッチ(クロアチア)は同121位のM・ベレー(ドイツ)に6-7 (5-7), 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退を喫した。

この試合、ベレーのファーストサービスが入った時に12パーセントしかポイントを獲得出来なかったチョリッチは1度もブレークすることが出来ず、1時間19分で敗れた。

現在19歳のチョリッチは20歳のN・キリオス(オーストラリア)、22歳のD・ティエム(オーストリア)、18歳のA・ズベレフ(ドイツ)らと共に、テニス界の新世代を牽引するプレイヤー。

今シーズン開幕戦のチェンナイ・オープンで決勝進出。S・ワウリンカ(スイス)に敗れて準優勝となるも、幸先の良いスタートを切った。しかし、その後のアピア国際シドニー、全豪オープンと初戦敗退が続き、これで3大会連続の初戦敗退となった。

昨年2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子ではA・マレー(英国)に勝利し、準決勝に進出する活躍を見せたチョリッチは、昨年1月の段階で102位だった世界ランキングを最高で33位まで上げた。楽天ジャパン・オープンでは錦織圭(日本)と1回戦で顔を合わせ、フルセットの戦いを演じ会場を盛り上げた。

一方、勝利したベレーは、2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク156位のK・ド=シェッパー(フランス)と対戦する。

今大会の主なシード勢はR・ガスケ(フランス)、第2シードはM・チリッチ(クロアチア)、第3シードはG・シモン(フランス)、第4シードはB・ペール(フランス)となっている。また、上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場。




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(2016年2月3日20時07分)

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