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ジョコ 窮地も「逆転飾れる」

男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ1回戦 セルビア対カザフスタン(セルビア/ベオグラード、ハード)は5日、ダブルスが行われ、N・ジョコビッチ(セルビア)/ N・ジモニッチ(セルビア)組がA・ゴルベフ(カザフスタン)/ A・ネドビエソッフ(カザフスタン)組に3-6, 6-7 (3-7), 5-7のストレートで敗れ、セルビアは1勝2敗と窮地に立たされた。

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ジョコビッチとジモニッチのペアはこの日、好スタートを切っていた。第1セットの序盤にブレークに成功しリードを奪う。しかし、そこからゴルベフ/ ネドビエソッフ組に4ゲーム連取を許しそのセットを取られた。

世界ランク1位を起用した布陣で地元の声援を受けながら挑んだジョコビッチ/ ジモニッチ組だったが、第2セットからギアを上げるもゴルベフ/ ネドビエソッフ組はそれに動じず、終始試合の主導権を握られて2時間29分で敗れることとなった。

ジョコビッチは、自身のダブルスの練習不足を認めていた。しかし「明日はまた新たな日。明日のシングルスでは、より良いプレーができると確信している。」と、最終日のシングルスへ気持ちを切り替えていた。

また「我々のチームが負けているのは初めてのことではない。2010年の準決勝もそうだったが、その後優勝を飾っていた。だからこれからどんな準備をするかも分かっているし、逆転勝利を飾れる多くの理由もある。」と、前向きにコメントしていた。

セルビアのB・オブラドビッチ・コーチは「彼等は一生懸命戦ってくれたが、運を味方につけることも必要である。過去にも似たような状況に陥ったことがあった。今は明日のシングルスに集中するのみ。」と気持ちを語っていた。

目の炎症を乗り越えてこの対戦に臨んでいるジョコビッチは、6日のリバース・シングルスでM・ククシュキン(カザフスタン)と対戦し、V・トロイキ(セルビア)がネドビエソッフと対戦する。

(STATS - AP)

【大会1日目】
・シングルス第1試合:N・ジョコビッチ ○−× A・ネドビエソッフ
・シングルス第2試合:V・トロイキ ×−○ M・ククシュキン

【大会2日目】
・ダブルス第1試合:N・ジョコビッチ/ N・ジモニッチ ×−○ A・ゴルベフ/ A・ネドビエソッフ

【大会3日目】
・シングルス第1試合:N・ジョコビッチ vs M・ククシュキン
・シングルス第2試合:V・トロイキ vs A・ネドビエソッフ






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(2016年3月6日17時09分)

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