男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が予選勝者の
T・スミチェク(アメリカ)を6-4, 6-0のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
この試合、バックハンドを狙われたデル=ポトロはミスを連発するも、3度のブレークチャンスから1度のブレークに成功して第1セットを先取する。その後は、完全に流れを掴んだデル=ポトロがスミチェクを圧倒。第2セットではスミチェクに1ゲームも与えず1時間9分で勝利した。
27歳のデル=ポトロは2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、翌年には世界ランク4位まで上り詰めた。しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ、昨年は2大会しか出場することが出来なかった。
今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンで11カ月ぶりの復帰を果たし、まだ満足出来るバックハンドが打てない中でベスト4まで勝ち上がった。
また、同大会3年ぶりの出場となったデル=ポトロ。2013年大会では準々決勝で
A・マレー(英国)、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出。決勝では
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝を飾っている。
2回戦では第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。過去の対戦成績はデル=ポトロから4勝2敗。
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