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ナダル 猛暑で約6年ぶり棄権

男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は26日、シングルス2回戦が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)は世界ランク94位のD・ズムル(ボスニア)に6-2, 4-6, 0-3とリードを許した時点で途中棄権を申し入れ、初戦敗退となった。

>>マイアミ・オープン対戦表<<

今大会、シード選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が初戦だったナダルは、試合の途中で棄権を申し入れたのは、約6年ぶりのことだった。

猛暑の中での戦いとなったこの試合、ナダルは棄権を決断するまでに3度もトレーナーを要求し、血圧を測定していた。第1セットの終わり頃から体調の異変を感じ始めていたとナダルは語った。

「試合が進むにつれて、どんどん悪くなっていった。めまいが酷くて、ちょっと怖くもなった。危険な状態だと感じたから試合を棄権する決断を下した。最後まで戦いたかったけど、本当に無理だった。」

ナダルの棄権で、上位5シードのうち3選手が大会から姿を消した。第4シードのS・ワウリンカ(スイス)A・クズネツォフ(ロシア)に4-6, 3-6で初戦敗退、第3シードのR・フェデラー(スイス)はウィルス性胃腸炎のため初戦の2回戦を前に棄権をしていた。

ナダルの試合は2時間に満たなかったが、この日の気温は32度を超えており、スタジアムのハードコート上では更に高い気温になっていた。

「厳しい気候にやられただけだと願っている。最初は良いプレーが出来ていたから、とても残念だった。辛いアクシデントに見舞われてしまったけど、これも人生。」と状況を受け入れていた。

ナダルは今大会のダブルスにもエントリーしていたが、ダブルスも棄権を申し入れた。

14度のグランドスラム優勝を誇るナダルだが、昨年の8月以降ツアーで優勝していない。しかし、最後に試合途中で棄権を申し入れてから443試合も経っており、2010年の全豪オープン準々決勝でA・マレー(英国)との試合が最後の棄権だった。

マイアミ・オープン男子はナダルが未だにタイトルを獲得していないマスターズ大会の1つ。これまで決勝戦には4度進んでいるが、そのいずれも準優勝に終わっている。

一方、23歳のズムルはボスニア出身で、子供の頃は俳優をしていたが、その後テニスに集中してプロを目指した。

現在世界ランク94位のズムルはドロップショットでウィナーを取り、時折サーブ・アンド・ボレーも見せるなど、多彩なプレーを披露していた。

そんなズムルも、この日の猛暑には苦しめられていた。第1セットが終わると、ズムルもトレーナーを要求して処置を受けていた。

「試合をするには、本当にタフなコンディションだった。とても疲労を感じたし、体は重かった。時々めまいもした。」と厳しい状態だったことを明かした。

(STATS - AP)




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(2016年3月27日16時32分)

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