女子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会6日目の9日、シングルス準決勝が行われ、第7シードで世界ランク184位の
日比万葉は同196位のJ・シェーロン(韓国)に2-6, 6-7 (7-9)のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。
この試合、3度のブレークを許して第1セットを落とした日比は、第2セットでは粘りを見せてタイブレークまで持ち込むもあと一歩及ばず、2時間18分で敗れた。
日比は女子選手では珍しい片手バックハンドが特徴のプレイヤー。昨年の全米オープンでは予選3試合を勝ち抜き、グランドスラムの本戦に初出場を果たした。また、今月の3日に20歳の誕生日を迎えた。
今大会は1回戦で昨年覇者の
瀬間詠里花、2回戦で
青山修子、準々決勝で昨年ファイナリストの
澤柳璃子を下しての勝ち上がりだった。
一方、勝利したシェーロンは決勝で第2シードのW・ヤファン(中国)と対戦する。ヤファンは準決勝で第3シードのZ・リン(中国)を下しての勝ち上がり。
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