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ダニエル太郎 2年ぶり8強ならず

男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、 クレー、ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク85位のダニエル太郎(日本)が第7シードで同52位のP・ロレンジ(イタリア)に2-6, 0-6のストレートで敗れ、2014年2月以来ツアー大会2度目のベスト8進出とはならなかった。

この試合、ダニエル太郎はロレンジに2度のブレークを許して第1セットを落とすと流れは完全にロレンジに傾き、第2セットでは1ゲームも取れずに1時間15分で敗れた。

勝利したロレンジは、準々決勝でL・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは、同日の2回戦で第2シードのI・カルロビッチ(クロアチア)を破っての勝ち上がり。

ダニエル太郎は、2014年2月のロイヤル・ガード・オープン・チリでは予選から勝ち上がり、1回戦でT・ベルッチ(ブラジル)、2回戦でF・デルボニス(アルゼンチン)を下してツアー大会初の8強入りを果たした。

今シーズン序盤のハードコートシーズンでは、ツアー大会わずか1勝と思うような成績を残せずにいたが、前週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズで大きく躍進。予選を勝ち上がり、A・マンナリノ(フランス)を下してマスターズ大会初勝利をあげた。また、18日付の世界ランキングでは自己最高位を更新する85位を記録。

今大会のシード勢は第1シードにB・トミック(オーストラリア)、第2シードにカルロビッチ、第3シードにデルボニス、第4シードにG・ガルシア=ロペス(スペイン)となっている。

昨年は決勝でガルシア=ロペスがJ・ヴェセリ(チェコ共和国)を下して初優勝を飾った。






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(2016年4月21日21時15分)

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