男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は23日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第10シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで下して3年ぶりの決勝進出を果たし、9度目の優勝に王手をかけた。決勝では、第2シードの
錦織圭との頂上決戦が実現する。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<両者は今回が10度目の対戦で、過去は錦織から1勝8敗。直近では、今年のBNPパリバ・オープン準々決勝で対戦しており、その時はナダルがストレートで勝利した。
錦織は、同日の準決勝で第6シードの
B・ペール(フランス)をストレートで破り、3年連続の決勝進出を決めた。バルセロナ・オープンでは2014・2015年に優勝しており、大会史上3人目の3連覇を狙う。
過去のバルセロナ・オープンで3連覇を成し遂げているのは、1982−1984年の
M・ビランデル(スウェーデン)と2005−2009年の5連覇と2011−2013年に3連覇しているナダルのみ。
一方、今大会でナダルは初戦の2回戦で
M・グラノジェルス(スペイン)、3回戦で
A・モンタネス(スペイン)、準々決勝で第12シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)、そして準決勝で第10シードのコールシュライバーを下しての勝ち上がり。
バルセロナ・オープンは2013年以降優勝から遠ざかっているため、今回は大会3年ぶり9度目の優勝を目論む。前週行われたクレーシーズンのモンテカルロ・ロレックス・マスターズでは今季初優勝を飾っている。
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