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西岡良仁、接戦制し本戦王手

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は18日、男子シングルス予選2回戦が行われ、予選第2シードの西岡良仁がH・ラクソネン(スイス)を6-2, 2-6, 8-6の接戦の末に下し、2年連続の本戦出場に王手をかけた。

小雨が降る中、ガッツポーズをつくり自身を奮い立たせていた西岡は第1セットを先取するも、第2セットはラクソネンの強打に押されてセットカウント1−1とする。

ファイナルセットでは一進一退の攻防が続く中で第13・第14ゲームを西岡が連取し、予選3回戦進出を決めた。

本戦出場をかけて予選3回戦では、予選第20シードで元世界ランク8位のR・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。

20歳の西岡は、昨年の全仏オープンで予選3試合を勝ち抜いて大会初の本戦入りを果たし、1回戦ではT・ベルディヒ(チェコ共和国)にストレートで敗れた。その後の全米オープンでは1回戦で元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)をフルセットで破り、グランドスラム初勝利をあげた。

今年はマイアミ・オープンでF・ロペス(スペイン)を破る金星をあげた。

今大会、その他の日本勢では予選第3シードの伊藤竜馬、予選第23シードの添田豪守屋宏紀は予選1回戦で敗退した。






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(2016年5月19日3時58分)

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