男子テニスツアーのニース・コート・ダジュール・オープン(フランス/ニース、レッドクレー、ATP250)は18日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク15位の
D・ティエム(オーストリア)が同51位の
L・マイェール(アルゼンチン)を6-3, 6-0のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得したティエムは、1度もブレークを許さずに第1セットを先取。第2セットからはさらにティエムの勢いが加速し、マイェールに1ゲームも許さず、1時間1分で勝利した。
準々決勝では、第7シードの
A・セッピ(イタリア)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
ティエムは昨年のニース・コート・ダジュール・オープンでツアー初のタイトルを獲得した。その後、ティエムはこの1年間で5度のツアー優勝を飾り、今最も勢いのある選手の1人となっている。
前週のBNLイタリア国際では、3回戦で
R・フェデラー(スイス)を破るも
錦織圭(日本)に敗れてのベスト8だった。
また、同日行われた試合では第2シードの
G・シモン(フランス)、第8シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らがベスト8進出を決めた。
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