テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会初日の22日、男子シングルス1回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は世界ランク116位の
S・ボレッリ(イタリア)と対戦。6-1, 7-5, 2-1と錦織がリードした時点で雨により2度の中断を余儀なくされ、初戦は翌日へ順延となった。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第1セットから主導権を握った錦織はボレッリを寄せ付けず、3度のブレークに成功してこのセットを先取。
続く第2セットでも第2ゲームでブレークした錦織は、3ゲーム連取に成功。しかし第5ゲームでボレッリにブレークバックを許し、その後はサービスキープが続く。第9ゲーム終了時、ゲームカウント5−4と錦織がリードした時点で雨により一時中断。両者は一旦ロッカールームに引き、約2時間半後に試合が再開した。
そして錦織が第2セットをゲームカウント7−5で取り第3セットへ突入したが、ゲームカウント2−1としたところで再び中断。その後、大会側の判断で順延となった。
昨年の全仏オープンでは日本男子で1933年の
佐藤次郎以来82年ぶりとなるベスト8進出の快挙を成し遂げた錦織。今年はグランドスラム初優勝を狙う。
今大会のシード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第33シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、4回戦で第9シードの
R・ガスケ(フランス)か第17シードの
N・キリオス(オーストラリア)、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する組合せとなっている。
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