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マレー死闘制す、大逆転勝利

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会3日目の24日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードのA・マレー(英国)が予選を勝ち抜いたR・シュティエパネック(チェコ共和国)との2日間にわたる死闘を3-6, 3-6, 6-0, 6-3, 7-5の大逆転で制し、辛くも初戦突破を決めた。

>>全仏オープン対戦表<<

前日の23日に、元世界ランク8位で37歳のシュティエパネックに押されて2セットダウンまで追い込まれたマレー。第3セットはベーグルで取ると流れを掴み始め、第4セットの4−2とマレーがリードしたところで日没のため順延。24日は第4セットの第7ゲームから始まった。

この日、マレーは第4セットを取り切り、ファイナルセットへ突入。シュティエパネックの巧みな猛攻に遭うも、ミスが続いた隙をついて第11ゲームでマレーがブレークに成功。その後、第12ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチをキープし、勝利を手にした。

2回戦ではM・ブルグ(フランス)(フランス)と対戦する。

マレーは、5月のマドリッド・オープンで準優勝、BNLイタリア国際では優勝を飾るなど今季のクレーシーズンで好調だったが、今大会の初戦は思わぬ苦戦を強いられた。

過去の全仏オープンでは2011・2014・2015年のベスト4進出が自己最高。昨年は準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れており、今回は初の全仏オープン制覇を狙う。

また、上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、マレーは準々決勝で第5シードの錦織圭と対戦する組み合わせとなっている。






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(2016年5月24日21時56分)

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