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ジョコ16強 順調に駒進める

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク66位のA・ベデネ(スロベニア)を6-2, 6-3, 6-3のストレートで下し、7年連続の4回戦進出を決めた。

>>全仏オープン 対戦表<<

この試合、ジョコビッチは76パーセントの確率でファーストサービスを入れ、トータルでベデネに2度のブレークを許すも、それを上回る7度のブレークに成功。ベデネに挽回の隙を与えず、ストレートで勝利を手にした。

4回戦では、第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは、同日の試合で世界ランク47位のB・チョリッチ(クロアチア)をストレートで下しての勝ち上がり。

ジョコビッチは今大会、1回戦でルー・イェンスン(台湾)、2回戦で予選勝者のS・ダルシス(ベルギー)、そして3回戦でベデネといずれもストレートで下し、順調に勝ち進んでいる。

これまで全豪オープンで6度、ウィンブルドンで3度、全米オープンで2度のタイトル獲得を誇るジョコビッチだが、未だ全仏オープンでは優勝に至っておらず、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成がかかる今大会への思いは人一倍強い。

同時に、昨年のウィンブルドンから全米オープン、今年の全豪オープンと3大会連続で優勝を飾っているジョコビッチ。今大会でタイトルを獲得すれば、グランドスラム4大会連続で優勝を飾ることになり、男子テニスでは約半世紀ぶりの偉業となる。

また、ジョコビッチと同じボトムハーフ(対戦表の上半分)に位置し、準決勝で対戦する組み合わせとなっていた第4シードのR・ナダル(スペイン)は、手首の怪我のために棄権することを表明している。






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(2016年5月29日10時02分)

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