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ツォンガ全仏棄権 目には涙

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会7日目の28日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードのJW・ツォンガ(フランス)は世界ランク80位のE・ガルビス(ラトビア)と対戦し、第1セットの第7ゲームを終えた時点で内転筋の肉離れにより棄権した。前日のR・ナダル(スペイン)に続き、ツォンガも思わぬ形で大会から姿を消すことになった。

>>全仏オープン対戦表<<

この試合、ツォンガは第1セットを1ブレークアップと優位に展開していたが、ゲームカウント5−2とリードした時点で棄権を申し入れて3回戦敗退となった。会場を去るツォンガの目には涙が溢れていた。

試合後の会見で、ツォンガは「2・3日後にどの程度の怪我かわかる」と話し「ローランギャロスは最大のモチベーション。ガッカリしている」と落胆した。

今大会は2回戦で世界ランク39位のM・バグダティス(キプロス)を2セットダウンから大逆転劇で下しての勝ち上がりだった。

昨年の全仏オープンでは、準々決勝で錦織圭を6-1, 6-4, 4-6, 3-6, 6-3の激闘の末に破り、大会2度目のベスト4進出を果たした。

一方、思わぬ形でベスト16進出となったガルビスは、4回戦で第12シードのD・ゴファン(ベルギー)と世界ランク49位のN・アルマグロ(スペイン)の勝者と対戦する。

また、前日には第4シードのナダルが左手首負傷により棄権を表明していた。






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(2016年5月29日3時48分)

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