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【速報】ジョコ 全仏OP初優勝

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会最終日の5日、男子シングルス決勝戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのA・マレー(英国)を3-6, 6-1, 6-2, 6-4の逆転で下して大会初優勝を飾ると同時に、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会で優勝)を達成。さらに昨年のウィンブルドンからグランドスラム4大会連続のタイトル獲得を果たした。

>>全仏オープン対戦表<<

決勝戦、ジョコビッチは第1セットを落とすも、第2セットに入ると序盤で3ゲームを連取してマレーから主導権を奪った。そして、第3セットでは2度のブレークに成功したジョコビッチが第4セットもマレーに挽回を許さず、世界1・2位の頂上決戦を制した。

両者は今回が通算34度目の対戦で、ジョコビッチから24勝10敗となった。今大会の前哨戦であるマドリッド・オープンとBNLイタリア国際の決勝では1勝を分け合っていた。

これまで全豪オープンで6度、ウィンブルドンで3度、全米オープンで2度のタイトルを獲得していたジョコビッチは、4度目の全仏オープン決勝戦の舞台で初優勝を飾った。

現役選手でグランドスラム4大会でタイトルを獲得しているのはジョコビッチの他に、R・フェデラー(スイス)R・ナダル(スペイン)となっている。

一方、惜しくも全仏オープン初優勝とはならなかったマレー。もし優勝していた場合、1935年のF・ペリー(英国)以来81年ぶりのイギリス人チャンピオンとなっていた。

今大会は1回戦から2セットダウンの崖っぷちを乗り越え、2回戦もフルセットの戦いを強いられた。3・4回戦はストレートで勝利したが、準決勝・準決勝は1セットずつ落とす中で全仏オープン初の決勝進出を果たした。

グランドスラムでは2012年の全米オープンで初優勝、2013年のウインブルドンでは2度目のタイトルを獲得し、ともに決勝の相手ではジョコビッチだった。






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(2016年6月6日1時18分)

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