テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、3回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る大金星をあげた第28シードの
S・クエリー(アメリカ)は第6シードのM・ラオニチに4-6, 5-7, 7-5, 4-6で敗れ、四大大会初の4強入りを逃した。
>>フェデラーvsチリッチ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<今大会は1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)に2セットダウンからの大逆転勝ちをおさめ、2回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)、3回戦では世界ランク1位のジョコビッチを下す大番狂わせを起こした。そして4回戦で
N・マウー(フランス)に勝利し、グランドスラム初のベスト8進出を果たしていた。
ジョコビッチは今年の全豪オープン・全仏オープンで優勝し、年間グランドスラム(同シーズンにグランドスラム全4大会で優勝)、さらに男子テニス界では誰も達成していない同一シーズンにグランドスラム4大会全てで優勝とオリンピックで金メダルを獲得する年間ゴールデン・スラムの偉業達成に期待がかかっていた。
一方、2014年以来2年ぶりのベスト4進出のラオニチは、準決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
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