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マレー4強「観客を味方に」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・マレー(英国)が第12シードのJW・ツォンガ(フランス)を7-6 (12-10), 6-1, 3-6, 4-6, 6-1のフルセットで下し、7度目の準決勝進出を決めた。

>>マレーvsツォンガ 試合詳細<<

>>ウィンブルドン対戦表<<

第1・第2セットを奪ったマレーは、そのままストレートでツォンガを退けるかと思われた。しかし、そこから2セットを奪い返す反撃を見せたツォンガの前に勝敗の行方はファイナルセットへともつれた。詰めかけた観客からはマレーへ大きな声援が送られていた。

「だから観客を味方に付けるのは大切なんだ。それが出来ればアドバンテージになる。なぜなら、それが状況を変える可能性があるから。長くタフな試合でわずかでも違いを生むなら、それは有効なこと。」と語るマレーは、これで5セットへもつれた試合では6連勝となった。

2013年の同大会で優勝を飾ったマレーは、1936年のF・ペリー以来となる地元イギリス人のチャンピオンとなった。しかし、その後グランドスラムのタイトル獲得には至っていない。今年の全豪オープンと全仏オープンでは決勝戦でいずれも敗退した。

そのいずれも世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)の前に敗れていたが、そのジョコビッチは今大会3回戦でまさかの敗戦を喫している。しかし、マレーは優勝するにはまだ2試合に勝利する必要がある。

この日の接戦を制したマレーは「この勝利は自信に繋がる。これからチャレンジする試合での苦しい場面やゲームを勝ち抜くための手助けになるはず。これからの試合でピンチに立たされても、既にそんな場面を乗り越えてきていると言い聞かせることが出来る。」と、次に繋がる勝利だと確信していた。

第1セットを接戦で先取し、第2セットをあっさり奪ったマレー。だが準決勝への道は簡単ではなった。そこからツォンガの反撃が始まった。

ツォンガが第4セットのゲームカウント3−4からの自身のサービスゲームで、マレーに3本のブレークポイントを握られるピンチを迎えたがそれを凌ぐと、そこから3ゲーム連取しセットを奪い返した。

ツォンガはウィンブルドンで、フルセットにもつれた試合では過去6戦全勝の記録を誇っていた。それを物語るように第5セットの第1ゲームでいきなりマレーのサービスでブレークポイントを握り、ツォンガ優勢に思われた。

「あのゲームでは簡単なミスを犯してしまった。特に30オールで。サービスラインの内側の簡単なショットをミスしてしまった。しかし明らかにあのゲームをキープしてリード出来たことは大きかった。」とマレーは試合を振り返った。

これでマレーは、ウィンブルドンでのツォンガとの対戦成績を3勝0敗とした。2010年の準々決勝、2012年の準決勝でもマレーはツォンガを下していた。これまでの通算でもマレーは13勝2敗と大きくツォンガに勝ち越している。

ツォンガは「試合が終わったのはかなり遅くなってからだった。第3・第4セットを奪い返して反撃に出ていたのに、第5セットはあまり良いプレーが出来なかった。」と自身のプレーに後悔の念を抱いていた。

マレーは第5セットでは、観客を味方に付けながら好プレーを披露しての勝利だった。

マレーは決勝進出をかけて準決勝で第10シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。ベルディヒはこの日、第32シードのL・プイユ(フランス)を7-6 (7-4), 6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

(STATS - AP)






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(2016年7月7日14時11分)

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