リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は9日、テニスの男子シングルス2回戦が行われ、
杉田祐一は第15シードで元世界ランク6位の
G・シモン(フランス)に6-7 (3-7), 2-6のストレートで敗れ、ベスト16進出とはならかった。
>>男子シングルス対戦表<<この試合の第1セット、杉田は第4ゲームでブレークし、ゲームカウント4−1とリードする。その後、ゲームカウント4−4に追いつかれ、第11ゲームではこのセット2度目のブレークを許してしまった。
しかし、シモンと互角に打ち合い、第12ゲームで最後バックハンドのリターンエースを決めてブレークバックしてタイブレークへ持ち込む粘りを見せた。
第2セットに入るとシモンに主導権を握られた杉田は、1時間54分で力尽きた。
今大会1回戦では
B・ベイカー(アメリカ)に逆転で勝利し、2回戦へ駒を進めていた。
勝利したシモンは、これまでツアー6大会で優勝しており、世界ランキングでは2009年に6位を記録。3回戦では第3シードの
R・ナダル(スペイン)と
A・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。
その他の日本勢は、前日に第4シードの
錦織圭と
ダニエル太郎が3回戦進出を決めた。
女子のシングルスは
土居美咲と
日比野菜緒が2回戦敗退、土居/
穂積絵莉組のダブルスはベスト8進出を逃した。
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