男子テニスツアーのシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード、ATP250)は28日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク97位の
西岡良仁(日本)がラッキールーザーの
T・ファビアーノ(イタリア)に6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
当初、西岡は1回戦で第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する組み合わせだったが、ズベレフが直前で疲労により棄権し、ラッキールーザーで本戦入りとなったファビアーノと対戦することとなった。
この試合、西岡は2度のブレークに成功して第1セットを先取するが、続く第2セットを落とすとファビアーノに流れが傾き、ファイナルセットでは1度もブレークチャンスを握れずに1時間59分で敗れた。
現在21歳の西岡は、8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で本戦入りとするも1回戦で
K・アンダーソン(南アフリカ)にストレートで敗れ、2年連続の初戦突破とはならなかった。
しかし、国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対ウクライナ(日本/大阪、ハード)ではシングルスで2勝をあげ、日本のワールドグループ残留に貢献する活躍を見せていた。
一方、勝利したファビアーノは2回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。ベルッチは、1回戦で
G・エリアス(ポルトガル)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、今大会には主催者推薦枠で19歳の
サンティラン晶(日本)も出場していたが、世界ランク77位の
I・セルバンテス(スペイン)にストレートで敗れてツアー初勝利とはならなかった。
■関連ニュース■
・西岡良仁 全米シードに完敗・西岡、錦織「超強かった」・西岡ショック 試合着忘れる