女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は5日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が第12シードで主催者推薦のZ・シュアイを下し、決勝進出を果たした。
この日、クヴィトバは4度のブレークに成功し、自身は1度もブレークを許さず1時間6分で勝利した。
両者は今回が3度目の対戦で、クビトバの2勝1敗。
クヴィトバは予選ラウンドロビンのピオニーグループで第5シードの
R・ビンチ(イタリア)、第9シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を下して準決勝進出。今大会では1セットも落とさずに決勝に駒を進めた。今シーズン獲得しているタイトルは決勝で
D・チブルコワ(スロバキア)を破った9月の武漢オープン(中国/武漢、ハード、プレミア5)。
また、同日の準決勝では第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)が第1シードの
J・コンタ(英国)に2-6, 6-1, 6-4の逆転で勝利し、優勝に王手をかけた。
スイトリナは予選ラウンドロビンのローズグループで第7シードの
E・ヴェスニナ(ロシア)、第10シードの
K・ベルテンス(オランダ)を下して準決勝進出。2月のBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード) に続く今季2勝目を狙う。
6日に決勝で対戦するクヴィトバとスイトリナは今回が7度目の対戦で、クビトバの5勝1敗。
今大会は、今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場出来るBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)に出場出来なかった上位選手たちが参戦する。
試合方式は4グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループで1位になった4選手が最終トーナメントへ進出し、優勝者を決める。
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