女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は6日、シングルス決勝が行われ、元世界ランク2位で第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が第4シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-4, 6-2のストレートで下し、予選ラウンドロビンと最終トーナメントを通じて1セットも落とさずに優勝を果たした。
決勝戦、ファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得したクヴィトバは5度のブレークに成功して1時間10分で勝利し、9月の武漢オープン(中国/武漢、ハード、プレミア5)に続く今季2勝目、ツアー通算19勝目をあげた。
両者は今回が7度目の対戦で、クヴィトバの6勝1敗。
今大会は予選ラウンドロビンのピオニーグループで第5シードの
R・ビンチ(イタリア)、第9シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を破って最終トーナメント進出。準決勝では第12シードで主催者推薦のZ・シュアイを下して勝ち上がり。
一方、敗れたスイトリナは、2月のBMWマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード) に続く今シーズン2度目のタイトル獲得とはならなかった。
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