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ジョコ、コーチ関係に終止符

男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が6日に自身のフェイスブックで、元王者のBo・ベッカー(ドイツ)との3年間に渡るコーチ関係を終了すると発表した。

「大きな成功をおさめた3年間を過ごした。ベッカーと僕は合意のもと、2人の関係に終止符を打つことに至った。設定した目標は全て達成した。協力、チームワーク、注いでくれた多大な労力に感謝の気持ちを伝えたい」と綴ったジョコビッチは、2013年の12月からベッカーをチームに迎え入れてから、グランドスラムで6度の優勝を果たした。

今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2連覇達成と同時に大会6度目の優勝。さらに全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では初優勝を果たし、史上8人目の生涯グランドスラムを達成した。

しかし、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3回戦敗退、8月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では初戦敗退を喫した。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は準優勝。

11月の世界ランキングでは2014年の7月7日から守ってきた1位の座から2年ぶりに2位へ転落し、記録は122週でストップした。

ジョコビッチは「今後の方向性は、良いレベルを維持してプレーを続けること。また来シーズンへ向けて新しいスケジュールを組み、新たな目標を掲げることを優先に考えたい。これからの未来への全てのことを決めていきたい」と加えた。






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(2016年12月7日10時49分)

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