慶應義塾大学テニス部3年生の韓成民は今オフ、tennis365.netのインタビューに応じ、2016年シーズンを振り返った。
韓は、つくば国際大学東風高校(茨城)の出身。現在慶應義塾大学テニス部の副将を務める。2016年の全日本学生テニス選手権大会(インカレ)では単複で3回戦に進出、関東大学テニスリーグでも単複に出場し、同校の主軸として活躍した。
2016年を振り返り「個人的に、2015年より成長できた年だったなと感じた。インカレだったり、春関だったり、自分が想像したプレーができたので、満足はしていないが、テニスのスタイルがすごく良くなったなと感じている」とコメント。
続けて「あくまで(良かったのは)プレースタイルだけで、目標はインカレ優勝だったので、そこにはまだ手が届かなかった。団体戦は王座優勝を目指してやってきて、リーグ3位で、負けてしまったけれど、自分としてはネガティブに捉える必要はないと思っている、今年があったからこそ、2017年の王座で優勝できたというストーリーにしたいと思っている」と話した。
1番印象に残っている試合については、2016年9月に行われた関東大学テニスリーグ早稲田大学戦のダブルス1の対戦をあげた。この試合、韓は
上杉海斗とペアを組み松崎勇太郎/ 河野雄平組をストレートで下した。「ダブルス1−1になって、自分たちが最後に残った試合だった。自分はダブルスに出たことがなくて、このリーグ戦から出たが、最終戦が一番緊張したし、勝ちたかった試合だったから」と振り返った。
最後に「2017年はラストイヤーなので、王座優勝だったり、インカレチャンピオンだったりと何か形に残したい。そのために、チームの一人一人が成長できるように、自分が前で引っ張ることもあれば、一人一人とコミュニケーションをとって、後ろから背中を押してサポートしていけるようにしたい」と意気込んだ。
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