テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、第9シードの
R・ナダル(スペイン)が第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)との死闘を6-3, 5-7, 7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで制し、3年ぶり3度目の決勝進出を果たした。決勝では第17シードの
R・フェデラー(スイス)との黄金カードが実現する。
>>ナダルvsディミトロフ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<両者は、今回が9度目の対戦で、ナダルが7勝1敗と大きく勝ち越している。しかし、直近の2016年チャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)準々決勝では、ディミトロフが6-2, 6-4のストレートで破り、ナダルから初勝利をあげた。
今大会、ナダルは3回戦で第24シードの
A・ズベレフ(ドイツ)に対し苦戦するも、フルセットで勝利。その後は4回戦で第6シードの
G・モンフィス(フランス)、準々決勝で第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)を破り、3年ぶり5回目の準決勝に進出。2009年以来の優勝を狙う。
一方、ディミトロフは4回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破った
D・イストミン(ウズベキスタン)、準々決勝では第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)を下し、全豪オープンでは自身初の準決勝に進んでいる。
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