日本テニスで全国実業団の頂点を決める、第31回日本テニスリーグ(東京/東京体育館、屋内ハード)は12日、女子決勝トーナメント決勝戦が行われ、島津製作所が橋本総業に2−0で勝利し、大会4連覇を達成した。
この日、シングルス2に登場した
今西美晴(島津製作所)は
瀬間詠里花(橋本総業)と対戦。第1セットを先取した今西だったが、第2セットでは瀬間の勢いに押されて落とし、ファイナルセットへ。
両者一歩も譲らず、お互い身体が悲鳴を上げている様子が伺えたが、最後は今西が粘りを見せて押し切り、6-4, 4-6, 6-3のフルセットで勝利を手にした。
試合後、両者は抱き合って健闘を称え、今西は涙を見せていた。
続くシングルス1は、
桑田寛子(島津製作所)が謝淑薇(橋本総業)と対戦。桑田が終始試合の主導権を握り、6-2, 6-0のストレートで勝利。この瞬間、島津製作所の4連覇が決まった。
優勝が決まった瞬間の島津製作所
決勝、3位決定戦の組み合わせは下記のとおり。
決勝【島津製作所 2-0 橋本総業】
S2 今西美晴 6-4, 4-6, 6-3 瀬間詠里花
S1 桑田寛子 6-2, 6-0 謝淑薇
D
大前綾希子/
西本恵 vs
二宮真琴/
久見香奈恵(
小堀桃子と交代)
3位決定戦【リコー 2-1 ノア・インドアステージ】
S2 品田祐希 6-0, 6-0 横山菜里
S1
水沼茉子 7-5, 0-6, 1-6
上田らむD 川床芙実/ 入江真子 6-2, 6-3 下道愛里紗/
大西香
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